がんの早期診断・治療ほか高齢者疾患を中心に地域に根づいたふれあいの医療を目指しています。

薬剤部

概要

薬剤部は調剤、薬品管理、医薬品情報、薬剤管理指導の各業務から構成され、内服・外用・注射薬の調剤、中心静脈栄養用輸液・化学療法注射薬の混合調製、医薬品の管理・供給、医薬品情報の収集・提供、病棟活動など、 スタッフ全員で効率的に業務を分担しています。患者さんに最善の薬物療法を提供するため、診療部門、看護部門などの他部門と連携して臨床志向の薬剤業務を行っています。また、地域医療との連携による患者サービスにも努めています。

調剤業務

当院は院外処方箋発行率96%(平成29年実績)で、入院処方箋の調剤を主に行っています。 処方オーダリングシステムにより処方箋が発行され、内服・外用薬は薬袋に薬の情報と外観カラー写真を印刷するなど、患者さんにわかり易い調剤を心がけています。 また、注射薬も注射処方箋により患者さんごとに取り揃え、中心静脈栄養輸液や化学療法注射薬は、無菌調剤室の安全キャビネットやクリーンベンチを使って無菌的に調製しています。

薬品管理業務

業務の大半を外部委託(SPDシステム)で行っており、薬剤師は院内各部署に適正な品質の医薬品が必要に応じて安定的に供給されるよう、薬品流通システムの運用管理を中心にした業務を行っています。

医薬品情報業務

医師を始め、院内のスタッフからの薬に関するあらゆる問い合わせに対応します。的確、迅速を旨に、担当者が常に最新情報の収集・整理を行っています。 また、厚生労働省や製薬企業からの医薬品情報を集約し、各部署へ配信しています。薬の血液内濃度の測定値を解析して患者さんごとに適切な投与量や投与方法を設定し、医師に情報提供するのも大切な業務のひとつになっています。

薬剤管理指導業務

入院中の患者さんには、処方薬の処方目的や正しい使い方の説明、副作用のチェックなどを行い、安心で安全な薬物治療を受けていただけるように努めています。また、患者さんからの薬に関する相談にもお答えします。担当の薬剤師が病棟において、 医療スタッフへの医薬品情報の提供、看護職員に対する病棟内薬品の適正使用のための指導や管理、医師との薬物療法の検討などを通じた薬物治療支援を行っています。また、栄養サポートチームの一員として薬と栄養を考えた活動も行っています。

薬剤師の教育・研修システムと学生実習

新入薬剤師には臨床に対応できる知識と技術だけでなく、基本的な心構えや社会人としてのマナーも身に付けるよう指導しています。スタッフは部内の定例勉強会で新薬の知識や新しい文献情報などに触れるとともに、 院内、地域で開かれる講演会に参加するなど、日々進歩する医療を積極的に学んで業務に反映させています。また、薬学部の学生実習をお引き受けし、後進の育成に協力させていただいています。